気仙沼の地元プロバイダー

 8日、気仙沼ケーブルネットワークのサーバーがダウンして、少なくとも7時間、インターネットに接続できなかった。
 これ自体もとても困ったトラブルで、事故時間が長すぎたし、多くの利用者が迷惑を蒙った。
 さらに悪いのは事後対応。
 わが社の記者が取材したら、Kネットの管理職が「信用が傷つく、書かないでくれ」「加入者に迷惑かけただけで、加入者には謝罪する」という、信じられない返事があったそうだ。
 通信会社、しかも第3セクターとしてという以上に、企業というだけでも、そのあまりにも低い意識にあ然とする。
 しかも事故発生から丸1日以上たつが、利用者に事故の顛末を含む謝罪のメール一本ない!これはどうしたことか?同じような声が、利用者からあり、担当者には余計なお節介かと思ったが「事故原因の詳細が不明でも、すぐに謝罪のメールは出しておくべきだよ」と担当者には電話した。
 その若い担当者は「はい、その通りですね」との返事。で安心していたのだが、結局いまだに謝罪のメール一つない!どうしたことか?企業モラルを疑うしかない。
 週明けにこれはきちんと糺すしかあるまい。事故は起きた以上、誠実に対応するのがいかに大切か。三菱ふそうだの、朝日新聞だの、さまざまなごまかしで墓穴を掘った例から何を学んでいるんだろ?
 おれの古巣なだけに、とても、とても不愉快だ。