携帯戦争

 
今回の番号ポータビリティー制度移行に伴うソフトバンクの「予想外」戦略。
 今後どうなるかは分からないが現時点では、ドコモは「想定内」の減、ソフトバンクはまさかの「予想外」の減、auは「想定内」かはたまた「予想外」の一人勝ちの大幅増という様相だ。

 auは都会に住んでいれば一番つながりやすいそうだし、使い勝手が良さそうだし、音楽面など機能やサービスが充実している。若者受けがすごくいいし、CMキャラの選び方もうまい。

 それに対してソフトバンクの「ゼロ円宣言」はまさに「予想外」のサプライズだった。しかし…。
 私が感じたのは「ああ、またはったりかましたのか?」「タダより高いものはないしねえ」という疑心暗鬼と、もう一つは孫代表のあの勝ち誇った宣言の様子に「ほほう。高い値段に甘んじている、私たち愚かな消費者をお救いいただくわけですか」「でもあなたは名高き、勝ち組の敏腕商売人。庶民の裏をかくなんざあ簡単なんでしょ?」という、ひがみ根性だった。
 私だけかもしれないけど、この2つが相互作用して、ソフトバンクはそっぽを向かれたのではないか?
 消費者を甘く見たと言われてもしょうがない。孫氏がどう巻き返すのか?「とにかく他社との通話も例外なく、幾ら使おうと500円」なら替えるぞ(笑)
 凡人にも腑に落ちる「想定内」の作戦に期待します。

 それはそうとさ。ソフトバンクのCMに使われているエアロスミスの名曲「Walk This Way」。「こちらへどうぞ」という英語本来の意味じゃないんだよね。映画「ヤング・フランケンシュタイン」を見ていたボーカルのスティーブン・タイラーが「こちらへどうぞ」というのを「こんな風に歩け」と誤解するというシーンを面白がって、それを曲のタイトルにしたんだよねえ。
 歌詞読むと、奴ららしいスケベなもんで「シーソーしている君の子猫ちゃんが丸見えさ」などと歌っている。子猫はスラングでもちろん、アレのことね(^ ^)

 そういやあauだってローリング・ストーンズの「サティスファクション」のカバー曲を使用しているけど、これもご存じのように正確なタイトルは「(I Can't Get No)Satisfaction」でさ、当然「不満だぜ」ということ。
 歌詞も「頭に来たぜ 不満だ 男がラジオでくだらないことをクドクドと話している ああ頭に来る やってられっか 不満だ 全然満足できねえ」。
 これをコマーシャルソングにしていいのでせうか?
 もしかして、他社の携帯に「不満な人カモーン」ということなのかいな?分からん。
 まっおれを含め英語音痴だらけな日本人だ。いいんだろうさねえ(^_^;