なかなかの接戦であった。
 http://www.kahoku.co.jp/news/2005/06/20050620t11027.htm
気仙沼市長で革新系が1万5000票をとった。白票ではなく、共産党推薦候補にストレートに票が入った。それだけ現職への批判が強いということ。
 たしかにリーダーシップ面や八方美人的な部分はある人だが、気仙沼で長く続く「ダンナさま政治」への反発。県内一低い給料。給料が保証されている公務員へのねたみ。長引く不況への不満(市政レベルではどうしようもない面があるとはいえ)…それらが一気に噴き出した。もちろん気仙沼地方衛生処理組合の巨額横領事件が引き金なんだけど。 
 ただ対立候補があまりにもヒステリック過ぎた。「横領事件の真相を隠蔽するな」というが、「何をどう隠蔽」しているのか全然具体的でない。はっきり「政治責任を取って市長は管理者を辞めろ!」と正攻法で攻めてほしかった。
 それと「闇の力」とか「政治的圧力」などと相手のネガティブキャンペーンに終始した。唐桑町との合併には反対していたのを必死で弁解していたし、どうもすっきりしないのだな。勝てたかもしれないのに、残念!
 あっ!別に現市長の味方でも、共産主義者のどちらでもないです(^_^;