アンビエント・ミュージック

 昨年の暮れに発売になったロバート・フリップブライアン・イーノのコラボレーション・アルバム「The Equatorial Stars」。直訳すれば「赤道付近の星々」。輸入盤で英語不得意なので、自信がない(^_^;
 キング・クリムゾンのリーダーというより、彼自身がクリムゾンとも言える天才ギタリストと、環境音楽の大家で、名プロデューサーでもあるイーノのコラボは1973年の「ノー・プッシー・フッティング」、75年の「イブニング・スター」についで3作目。もちろん「フリップ&イーノ」という名義でのアルバムという意味でだ。
 この2人の共同作業や録音、ジョイントはそれこそ星の数ほどあるからね。
 まあ、フリップ翁の開発したフリッパトロニクスを核に、イーノのテープミュージックが絡む反復・繰り返し音楽。退屈な人には死ぬほど退屈だろうね。
 でも、雨の1日。読書三昧なんぞの背景音楽としては最高!本当の意味でのイージー・リスニングかもしれない。本人たちは「意識して聴いても、耳に入らなくても、その人の状況で聴いてほしい音」と言っているのだからね。
 いつもながらにジャケットセンスは抜群だなあ。
 水色がこれほどきれいに見える。水の惑星から宇宙を見上げたというコンセプトか?