イーノの新作

 「アナザー・デイ・オン・アース」。1977年の「ビフォア&アフター・サイエンス」以来、えーと28年ぶり!の全面ボーカルアルバム。
 これがいいのよ。アンビエントもいいけど、イーノの歌はいいのよねえ。最近はたまに歌入りのアルバムを共作していたりしたので、期待していたが、それ以上だね。
 ボーカルがあることで、イーノ独特の音世界とうまくマッチしている。
 デビッド・シルビアンもデビット・バーンも、考えてみればイーノの音世界から旅立った人たちだが、イーノがその世界の先達であり、今でも大いなる変革者であることを、さらりと示している。
 「タイガー・マウンテン」同様、愛聴盤になるなあ(^ ^)