2006-09-21 ペルムの里 気仙沼 気仙沼市の奥座敷、八瀬(やっせ)地区は、古生代ペルム紀(2億5000年前)の化石の宝庫として有名だ。 三葉虫が代表的な化石だが、沢に分け入れば、レプトダス、二枚貝などを含め、それこそその辺にごろころある。 素人でも容易に見つけることができる。ただし三葉虫などは完全な形はまあ難しい。頭部が軟らかいので、あまり 見つからないそうだ。 気仙沼市は、古生代から中生代までの化石まで、国立公園の岩井崎を含め、あちこちにある。化石の博物館みたい な所で、それは全国でも有数という。 取材で、八瀬の山奥へと分け入る。化石も多数見つけるが、清冽な沢水と森林の空気に癒された。