ジャケットはいい!
ジャケット買い。昔、LPだったころは、ピンと来たものを「俺の趣味に合うのではないか」と買うことがあった。
センスのいいジャケットは、まず音の方も大きなハズレはない。
このアンソニー・フリップスの「ワイズ・アフター・ザ・イベント」(1978年)は、ジャケ買いしたかったのに、なぜかいつの間にかに忘れてしまったという、個人的には「いつか欲しいリスト」にいつも載っていたヤツ。それと当時、ワタクシはパンクの洗礼を全身で受けていましたからねえ(^_^;
残念ながらLPではなく紙ジャケCDだけど、まあ我慢しよう。
音は、期待以上。1stも同時に買ったけど、ジェネシスのオリジナルメンバーというだけあって、俺の好みにドンピシャ。
ピーター・ガブリエルがリーダーだったころのジェネシスの傑作「フォックストロット」の香気&狂気から、狂気を半分ほど取り除いて、牧歌的な雰囲気をブレンドしたような感じ。
いやあ20年経って、こんな形で出合うとはねえ。つくづく音楽は「楽」である。