アタゴオル

 ますむらひろし作「アタゴオル」シリーズ。「猫の森」は「アタゴオル物語」の続編的位置づけ。12巻が出た。主人公のバカ猫・ヒデヨシと猫や人間が織りなす、ユーモアーを振りかけたファンタジー
 大学時代から読んでいたので30年近いファン。
 私はひねくれていて、栗本薫は「グイン・サーガ」シリーズしか読んだことがないし、ファンの集いなんぞにも全く興味がない。ファンクラブや、作品に直接関係ない特典、こういうと言い過ぎかもしれないが作者自身にもほとんど興味がないので、当然、サインがほしいとは全く思わない。
 ポール・マッカートニーのサインはほしいかもしれないが、色紙には欲しくないなあ。CDジャケットにしてもらうのがいい。
 天の邪鬼かつ、偏屈なファンなのだなあ。まあ視野が狭いのは昔からだし、深くはまり込むことも少ない。
 まあこの「アタゴオル」シリーズの世界は本当に好きだ。鉱物とか、天文とか、考古学とか、そんなものがない交ぜになっていて楽しい。ヒデヨシのバカ猫ぶりが最大の魅力だけどね。