まあ、個人的な思い入れと、世間的な評価が一致しないゆえだとは思うが、CD化されていないLPレコードも少なくない。
 ここに挙げる3つも、もしかしたら、私の知らないところで、こっそりとCD化されているかもしれないが、今はどこにもない。ジューシー・フルーツは「もしかしたら」とは思うが、他の2枚はないだろう。

 でも好きなんだよなあ。マンダラバンドの「曼荼羅組曲」。ジャケットも素晴らしいし、プログレの隠れた名盤として、かなり名を通っているのにねえ。

 ジャズだけど、テリー・ハーマン・トリオの「ブルー・アランフェス」。アランフェス組曲といえばジム・ホールの名作があるが、これも名盤だと思う。もうフレーズの1つ1つ覚えているくらいだし。
 ジャズの通の人が選ぶ「名盤100選」なんか、今までキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」や、チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」などは完璧に無視されてきたが、昨日購入した本には、100選に2つとも取り上げられていて、心底うれしかった。
 ロック以上にジャズ評論家は、教条主義的で好きにんれなかったが、やっと、ちゃんとしたミーハーが出てきてくれて、うれしい(違うか?)

 本題に戻そう。
 昨年、ずっと欲しかったニック・ギルダーの「シティー・ナイツ」のCDを手に入れた。正規(?)ではなく、海賊版ぽいが、まあCD音源としてゲットできた。
 このほかにも、ノヴァリスの「コンサーツ」とか、出来れば紙ジャケリマスターCDで出してほしいアイテムは少なくない。
 それとLPさえ持っていないビートルズをさまざまなミュージシャンがカバーした曲だけでサントラにした「第二次世界大戦」とかもね。