麻生さんがホテルのバーでよく飲む。何が問題なんだろ?庶民感覚?あの人、そこそこ金持っているんだよね?ホテルのバーで働いている人の給料は、そうしたリッチな人に支えられているんだよねえ。
 他党のお偉いさんは、みんな居酒屋?ほうほう。民主党の小沢氏も?本当だとしても、そんなVIPが店内にいたら、飲みにくいったらありゃしないなあ。お隣岩手の人に聞いてみようっと。「小沢さん、岩手にお国入りするとき、どこの居酒屋によく行くの?」と。近所に住んでいるし、会ったらご挨拶ぐらいはしたいもんだ。
 
 さてさて。さんざん総理の酒席をやいのやいの言ったマスコミのお偉いさんの方も、もちろんリーズナブルな居酒屋でさぞつましく、飲んでいらっしゃるのだろう。

 
 一連の報道は一体なんなんだろう?お手々つないで横並び報道。
 マスコミは権力の監視(実は、偉そうで嫌な言葉だけど)をすべきだが、なにやら権力闘争に加担しているだけではないのか?
 
 麻生さんにも言いたい。行ったこともないスーパーに今頃、行ってみてどうする?パフォーマンスは大事なのは分かるが、ほら自民党のお得意の選挙戦略。泥汚れも気にせず、水田のあぜ道で農民の声を聞くーというあれ。ネクタイ外せよ!とテレビ画面につっこんだ過去を思い出した。つまらん。

 そういえば、日本には左派系新聞しかないーとドイツ国内の新聞特派員が指摘したというのを、とある本で読んだ。
  その記者いわく、産経はリベラル・レフトだそうだ。また驚く。「えっ、ライトじゃなく、レフト?」
 その理由は後述するとして、天下の朝日新聞は?氏いわく「宗教新聞」。理由は、「こうあってほしいこと」「こうあるべきだ」という理想が、事実に優先することがとても多いからだという。まあ「人権真理教」「平和護憲教」…と揶揄されるところか?
 まさか朝日新聞が?反骨精神にあふれた、日本を代表する全国紙が?私も他紙とともに毎日愛読しているぞ。嘘でしょ?
 しかし、しがない田舎新聞の記者、井の中の蛙の私の眼力では、到底見抜けないことなのかもしれない。個人的にお付き合いをしてもらった、朝日新聞の記者は素晴らしい人ばかりで、気仙沼の行政に手厳しい意見を述べ、あるときは温かいエールももらった。感謝している。
 中には違った意味で、印象的だった記者さんがいた。その人の名刺。ど真ん中に「朝日新聞記者」と書いてあった。その横にやや小さな文字で名前が。最初はマジで、名字が「朝日」?と思ったほどだ。そこまで愛社精神にあふれた記者を見たのは初めてで、いまだに忘れることができない。
 さてなぜ産経が「レフト」か?世界の独立国全てに共通することだが、「自国の軍隊を積極的に活用して国益を推進せよ」と主張するのがライト、「自衛に専念させるべき」がレフトだそうだ。
  国際情勢は軍事を抜きに語ることはできない。軍隊の存在自体に反対するのは極左ということになるらしい。しかし左派が武力闘争を放棄しているかといえば、それは歴史をみれば一目瞭然である。
 
 貿易でがっぽりもうけている国が、安全保障は他国任せーこりゃあ世界標準で見れば卑怯者だろう。さまざまな歴史の経緯があるが、いつまでも「お花畑」では生きていけないーということだろうか?
 歴史は嘘だらけだが、当時開発されてなかった水爆以上の殺傷力を当時の日本軍が有していたーとしか理解のしようがない南京30万人虐殺、同じく、激しい戦争を続けながら、20万人もの慰安婦を易々と強制連行し、証言はあれど物的証拠がない問題もある。そんな世界最強の軍隊が、敗戦したというのも研究に値する。
 まさかとは思うが、他国のプロパガンダを、日本人にすり込んできた一部の(と信じてやまない、その1)マスコミや、一部の(と信じてやまない、その2)思想的にちょっと(と信じてやまない、えーとその3)レフトな教師がいたーというのは真実なのだろうか?ねえ、ナカヤマさん?
 竹島問題についても、いつまでも嘘を許容していていいのか?
 現実は現実として受け入れつつ、平和な社会を模索する。これしかない。世界一欲たかりで、ずるがしこい国から金融危機が広がった。これも何かの反動だろう。「粗にして野だが、卑ではない」外交を望む。お人好しだけでは、絶対に通用しないのが悲しい現実である以上は。