秋晴れ

 昨日、気仙沼はすこんと抜けるような青空。冬の色が少しずつ増しているようだ。

 市民総合福祉センターで、中学生の赤ちゃんふれあい体験教室の取材があり、中庭で写真を撮った。
 白い人工物で切り取られた青空…幼児体験なのか、とても懐かしさを感じるシチュエーション。家の目の前に団地があり、見上げる丘の上に工場があったからかなあ。

 そうそう、赤ちゃんふれあい教室。少子化で、赤ちゃんと接することなく大人になる人が増えており、どう接していいか分からず、最悪の場合、ネグレクトなどの虐待になることも…。

 そういう時代なんだなあ。初めは戸惑っていた中学生も、赤ちゃんをだっこしたり、遊んだり、大泣きされてびっくりするも、泣くこと赤ちゃんの仕事だと教えられ、うなずいたり…。

 おれもかつて体験したけど、10キロのおもりをお腹の部分につけたエプロンの着用で、疑似妊婦体験。特に男の子は、「かあちゃん、大変だあ」と大騒ぎであった。