最近の耳のお伴

 相変わらず、節操がないw

 写真左上から リチャード・エガー&エンシェント室内管弦楽団の 「ブランデンブルク協奏曲」。FMで聴いたんだけど、エガーのチェンバロが素晴らしい!華があると思う。SACDマルチで盤。2枚組で全曲収録なのもいい。
 
 その右隣は、レディオヘッドの2作目「ベンズ」。初期の傑作のコレクターズ・エディション。レアトラック満載。収録曲の「フェイク・プラスティック・トゥリーズ」は 何度聴いても、グッとくる。レディオヘッドの方向性を定めた名曲です。
 
 2列目は、左からアンディー・サマーズのソロ「ミステリアス・バリケーズ」。ポリスの名ギタリストのソロ2作目。1988年。サマーズのギターに、シンセサイザーが絡む。アンビエントインストゥルメンタル・アルバム。 紙ジャケで再発だが、初CD化。LP持ってなかったし、即買い。これがいいのですな。読書のお伴として、3日に1回は聴いています。
 
 その隣は、スージー&バンシーズの名作「ジョイン・ハンズ」。いやあ、暗い、暗すぎる。ダークパワーが、きりもみ状態で落下していく。でも聴いた後は、救われたような気分になる。1979年作。今回、リマスター、紙ジャケで再発。デビュー作の「香港庭園」はLPで持っているが、これはなぜか買わなかった。30年たって、名作に出合う。縁は異なもの。

 長方形をしたのが坂本龍一の新作「アウト・オブ・ノイズ」。ピアノ作品で、穏やかな空気感がとても癒される。肩の力が抜けた感じがする。ブックレット付き。その中で「ぼくは、いわゆる目標としての 夢はもったことがないな。ただ今は、日本に帰り、東京ではなく、どこか地方の山が見える場所で、少し贅沢を言わせてもらえれば、海の見える所で、街中ではなく、少し離れた静かな所に、住みたいと思っています。これは夢なのかな(笑)」と語っている。ぜひ気仙沼にどうぞ!www

 左下は、YMOのベスト。2枚組SACDオンリー盤。CD盤を持っているが、「SACDの音を聴いたらCDは聴けない」とか書いてあったので、「ほうほう」と購入。実際、その通りだった。「テクノポリス」の背景音として、シンセサイザーがウネウネするのだけど、そのウネウネがとてもリアルで、ミミズの胴体にあるぬめりを想像したりして^_^;CDでは、もごもごしている。SACDは、とてもクリアだ。後、「タイトゥン・アップ」のドラムなどは、ずどーんと腹に来る。

右下は、エディ・ジョブソンの「テーマ・オブ・シークレット」。元ロキシー・ミュージック、その後、キング・クリムゾン、UKにも参加した。キーボード&ヴァイオリン奏者。1986年作。これは、掘り出しモンです!メロディーがはかなくも、美しい。たまにこういうことがあるから、音楽はやめられないw