3日に、叔父が他界した。先週は、火葬、通夜、葬儀と慌ただしい一週間となった。 
 昨日、9日は、初七日。いとこらと、叔父の墓参りに同道した。
 私の母親の弟であった叔父は、18年前に大病を克服したが、数年前に胃を全摘してからは徐々に体力が落ちていった。後期高齢者の資格取得まであと半月だった。
 今日はあらためて、墓前で魂の安らかんことと、残された遺族、そして親族を見守ってくれるよう祈った。

 元気なころは、スポーツ万能、陽気で、酒を飲んでは自慢の喉を披露していた。そのころの精悍な面影が頭に浮かぶ。
 病気は、そんな叔父から、まず体力を奪い、肺を病んだために、歌を奪い、そして胃の切除により、酒も奪った。酒は隠れてちょびちょびやっていたと、喪主であるいとこから聞いて、ちょっとホッとした。
 
 余談になるが、叔父の父親(私の母方の祖父)は滋賀県栗東町出身。祖母は岩手県の綾里。叔父の奥さんは歌津町出身。喪主である長男(私のいとこ)の奥さんの実家が唯一、気仙沼
 
 困ったのは、通夜や葬儀での人手不足。受付は喪主の親友が万事取り仕切ってくれて問題なかったのだが、問題は女手と親類不足。
 歌津方面を含め、叔父、叔母、さらにはいとこの妻を含めても親戚、親類が少ないのだ。叔父、喪主、その妹ともに友人は多く、体育関係の商売や、協会の関係者は多いのだけれどね…。
 女手は、ガイと、私の妹も駆けつけ、喪主とその妹の長女が共に高校生なので、その4人で裏方を担当せざるを得ず、大変だった。
 さらに葬列は親戚、親類の絶対数が足りない。一人何役もやり、背に腹は替えられないので、喪主の友人に助っ人を頼んだ。

 葬祭会館での通夜、葬儀は駐車場問題や、遺族の疲労などを考えれば、とても助かる。できれば葬列ももう少し簡素化できないものか?よく分からない戒名の相場とともに、ぜひ改善してほしいぞ。

 おんちゃん。残されたおんちゃんの姉は、脚がかなり弱っています。どうぞ、そっちからパワーをください。