いわば、わたしが「左手」を上げるという行動をしたら、何万光年先にいる「わたし」は、その瞬間に「右手」を上げる。
 理解不能だが、量子レベルでは、その作用が確認済みと聞くだけで「?」。

 それは下手なミステリーよりワクワクする。

 で、何ですか?この写真?

 左はカール・リヒターの「オルガン・ワーク」

 右がP.I.Lの「メタル・ボックス」というか「セカンド・エディション」というか。

 前者は、バッハのパイプオルガンの名演。96KHz、24bitリマスターって、意味もよう分からんが、とても広がりのある透明感のある音。

 後者は、セックス・ピストルズを解散したジョニー・ライドンが結成したバンドの2作目。


 全く対極にいるようでいて、とても似た感触がある。アプローチは違うのだが、聞いた後の、こっちの精神状態は、同じく「静謐」